10結婚式
結婚式
結婚式(けっこんしき)は婚姻を成立させるため、もしくは確認するための儀式であり、古くから世界各地に見られます。
地域により様々な様式があるが、どの地域でも喜びの儀式です。
1900年5月10日の大正天皇のご婚礼が神前式で行なわれ、この模様が全国に伝わり現在の方式が確定しました。
また高度経済成長期に結婚式場によるキリスト教式も流行しました。
2005年度においてはキリスト教式が68%、神前式が16%、人前式が15%という比率です。
世界 結婚式にまつわる話
○ローマ皇帝の時代
ウァレンティヌスは、ローマ皇帝クラウディウス2世が戦士の士気の低下をおそれて兵士たちの結婚を禁止した禁令に背いて複数の兵士と恋人の結婚式をおこない絞首刑にされたといいます。
○ヨーロッパの初夜権
ヨーロッパには結婚式に初夜権があったとされ、喜劇オペラのフィガロの結婚の題材となっています。
6月の花嫁になって幸せになりたい!と誰もが思うと思いますが、
結婚式を行うまで色々な準備が必要です。結婚式のスピーチ誰にやってもらうかもう決まっていますか?自分の挨拶はちゃんと考えていますか?
結婚式場はちゃんとした所を選びましたか?演出は凝りすぎていませんか?BGMは決めていますか?
また、およばれされる場合も同じです。余興は決まっていますか?当日着ていく服装は決まっていますか?
結婚式の様式
民族によって伝統の結婚式がある。宗教によるものとそうでないものがあります。
日本における結婚式の様式
神前結婚
具体的な式順としては巫女の先導で新郎新婦、媒酌人、新郎両親、新婦両親、新郎親族、新婦親族の順に入場し、最後に斎主が入場。
巫女が式の始まりを宣言、斎主の拝礼に合わせ一堂が起立して神前に礼。
禊を行う為、斎主が幣を振って穢れを祓う。
一堂は起立したまま軽く頭を下げ、これを受ける。
斎主が神前で二人の結婚を神に報告し、神の加護を願う。
一堂は起立して頭を下げる。
三々九度の杯を交わす。
新郎が一の杯を受け、次に新婦がその杯を飲み干す。
二の杯は新婦から新郎の順、三の杯は新郎から新婦の順で、どの杯も必ず三口で飲み干す。新郎新婦が神前に進み出て誓いの言葉を読み上げる。
新郎が本文を読み、自分の名前の部分は新婦が読む。
玉串を神前に捧げ「二拝二柏手一拝」の順で拝礼し、席に下がるときはお互いに背を向けないように内回りで体の向きを変える。
新郎新婦に続いて媒酌人、親族代表が玉串を捧げる。両家が親族となった誓いを交わす。
両家の親族、新郎新婦、媒酌人が杯を戴く。
斎主が式を無事終わらせたことを神に報告し、一拝。
一堂は起立して拝礼。
その後斎主が祝いの挨拶をし、一堂で拝礼。
斎主退場の後、新郎新婦、媒酌人、親族の順に退場。
式の後披露宴に移る。日本の結婚式は神前が1995年前後まで最も多かった。
仏前式(ぶつぜんしき)
仏に結婚を誓う様式
1892年に浄土真宗本願寺派の藤井宣正が東京白蓮社会堂に挙げた結婚式が最初といわれています。
菩提寺の本堂にて行なう場合が多いが、本尊を安置して公民館や、家庭でも挙式は可能です。
具体的な式順は宗派によって多少の違いがあるが、住職(司婚者)と参列者一同が、本尊に結婚を奉告し、住職から終生仏教徒として守るべき事柄について諭しを受け、記念の念珠を拝受、互いに敬愛を誓いあう誓紙に署名した後、三三九度の杯を交わすのが大筋です。
ほぼ仏教関係者に限られており、一般的にはほとんど行われていません。
キリスト教(教会)式
キリスト教の結婚式は、キリスト教徒が神と証人の前で結婚の約束の永遠性を誓うというのが本来の意味です。
例えば、カトリック教会においては結婚式は「秘跡(サクラメント)」(神と人間とを仲介し、神の恵みを人に与える儀式)のひとつです。
そのため宗派や教会によっては信徒でなければ結婚式はあげられない、と定められている場合もある。また、結婚式を希望するカップルが一定期間教会での「結婚講座」に出席すればあげられる場合や、もっと大らかにあげられる場合もあります。
一般的な進行としては、主に先に新郎が入場し、新婦がウェディングドレスを身にまとい、エスコートする者(通常は実父)と共に入場。バージンロードといわれる通路を進み、エスコートする者が新郎に新婦を引き渡します。
以下順序等の違いはあるが、賛美歌(聖歌)、聖書の朗読、神の前での誓い、それに対する祝福、結婚誓約書・婚姻簿への記入、指輪の交換、誓いのキス、などが行われます。
(尚、指輪の交換は必ずしも必須ではない)
また、神父や牧師による(正規の)式が終了した後、新郎新婦が教会から退場する際に、友人・親族等によって、ブーケ・トス、ライスシャワー、フラワーシャワー(花を降らせ、花の香りでまわりを清め、新郎新婦の幸せをねたむ悪魔から守る、という意味が込められているともされる)等が行われることもあります。
人前式(じんぜんしき)
教会や神前での結婚式のように神仏に結婚を誓うのではなく、両親やその他の親族、親しい友人などの前で結婚を誓うのが現在の人前式(じんぜんしき)と呼ばれる挙式スタイルでります。
神前式(しんぜんしき)と混同しないよう、人前式(ひとまえしき)と呼称する場合もあります。
ホテルや結婚式場などで対応している場所も多いです。
近年、他宗派での挙式を禁じている宗教信者による人前式がみられます。
挙式の進行はおおむねキリスト教式を踏襲するが(入場方法・ウェディングドレス・指輪交換・宣誓等)、その他は自由であり、立会人による結婚の承認が行われるのが特徴です。
承認のしるしとして、立会人が拍手をしたり、鈴を鳴らしたり、いろいろなアイデアで独創的な挙式が行われています。
近年の傾向
結婚情報誌『ゼクシィ』の2006年度のトレンド調査によると、実際に行なわれた挙式の形式の全国平均比率は、キリスト教式が65%、神前式・人前式(じんぜんしき)共に16%でした。
通常儀式の後披露宴が行なわれるため、結婚式を行う場所も出席者の交通の利便性がよく大広間が利用できるホテルの利用者が多く、全体の35%を占め、次に多いのが結婚式場の28%でした。
このホテルや結婚式場では、式場側で結婚式に関するほとんど全ての用意を行い華やかな演出まで行ってくれるので、式を主催する側には大変便利になっています。
これらの式場には神社や寺院、キリスト教会の出張先として別室が設けられ、主に両家の親族が入って式が執り行われます。
その後併設した宴会場で盛大な披露宴を行うことになります。
宴会場を利用した場合、いずれにしても多額の費用が掛かる為、親類縁者だけの小規模な結婚式もあります。
また、近年ではハウスウェディングと称してレストランに親族や友人など身近な者を招待して、パーティー形式の結婚式・披露宴を行うこともあり、全体における比率は16%でした。
教会式誓いの言葉
「その健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか?」